避妊薬による肌荒れ対策の効果

避妊薬とは、避妊を目的に女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンを主成分にした薬です。避妊薬としては、卵胞ホルモンが50マイクログラム未満までホルモン量を抑えた低用量ピルが一般的です。避妊薬は、正しく使用することでほぼ100%の避妊効果を得ることができます。さらに避妊以外にも効果が得られます。
代表的な効果として、肌荒れに効きます。にきびや吹き出物などの肌荒れは皮脂分泌が多くなるほどできやすい肌環境です。皮脂分泌は、皮脂腺に作用する性ホルモンの影響に左右されます。そのため、男性ホルモンが過多の状態になることでホルモンバランスが乱れ、皮脂分泌が増加し、にきびや吹き出物が出来やすくなります。避妊薬を飲むことで、女性ホルモンを増加させることができるため、ホルモンバランスの乱れを整えることができます。その結果、にきびや吹き出物などの肌荒れを改善することが可能です。ホルモンバランスが安定し、皮脂分泌が安定することで、にきびが落ち着いてきます。効果があらわれるまでには1ヶ月から3ヶ月程度かかることがあります。
避妊薬の使用方法は、1日1回1錠を毎日欠かさずに飲み続けることです。妊娠を希望する場合には、服用をやめることで自然な月経周期が回復するため妊娠することが可能です。ただし、副作用として、服用を始めてからの3ヶ月は吐き気や頭痛、胸の張り、下腹部痛などのマイナートラブルが起こる場合があります。ホルモン含有量の少ない低用量ピルであれば、多くは3ヶ月以内に治まることがほとんどです。
ただし、ホルモンバランスを変える薬品を自己判断で服用することは危険なため、自己判断はせずに、医師の指導のもとで行います。

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